モンスーンに突入した。
このところ3日ほど毎日雨が降っている。
肌寒いくらい涼しくて、快適。
数年前インドの友達が、「雨だ!!」と喜んでいた時、沖縄に居た私は「え~、雨ってうっとおしいのになんで喜んでんの???」と不思議に思っていたが、今ではインド人リアクションと同化している。
住居というものは大概その土地の気候に合わせて作られているものである。
乾燥した気温の高い時期が多いのでここの住居は窓が大きくはなくても数があり、天井が高く作られていて空気の流れがよくしてある。
暑い日中は、暑い外の空気が入らない様にすべての窓を閉め切ってレンガ造りの1階の住居にいると、驚くほど涼しかったりする。
しかし、私の屋根裏部屋は違う、天井は普通家屋の2メートルは低いし開けられる窓はない。
入口の扉と浴室と部屋を仕切る扉はあるが、浴室の向こうにあるベランダを
大家さんが潰して雨が降りこんで冷蔵庫や電子レンジが水浸しになる台所を作ってくれて
一応外からの風をしっかりしきっているので、空気がほぼ動かない部屋になった。
しかも、なんちゃって台所には水場無し。
食器も、食品もすべてトイレで洗うしかない。
日本でもトイレはやっぱ食べ物と一緒にしたくないが、ここのトイレはまさに御不浄という言葉がぴったり。
とい言うか、それしか当てはまらないと思う。
ベランダがないので私には物干し場もない。部屋干しのみである。
実に「・・・・・・」な住まい…でしょ。
しかし!!
階級意識の浸透しているこの国、部屋の様子よりも住んでいる地区でモノの価値が決まる。
日本ならこんな部屋月3000円でも誰も借りないと思う。
ここの物価の安さは、ここでの高級品である500mlのぺ○シが日本円で40円というくらいだから、かなり安い。
なのにこの部屋の家賃は日本円で1万5千円もする。
日本ならぼったくりでしかない。
しかし階級システムに根差しているこの国では、どこに住んでいるか、誰と知り合いかでその人の価値そのモノも決まる。
別に私自身は、どう思われても良い。
でも、HSTi骨格調整とHSTiそのモノの価値を落とすことになることは絶対に避けたい。なぜなら、HSTiは、日本とは違った風にかもしれないけど絶対に浸透していくし、日本での固定観念から離れて、その地域にあったプロデュースをすることが必要だからだ。
この住所で私が施術をしてるということが、少なからずとも信頼感につながっているのだ。
ここの診療所なども粗末な作りのところが多いので、地域に信頼がある限りクライアントは部屋の造りは気にしない。
正直なところ私の知っている日本人で、この部屋で長期生活できる人はいまだに思い当たらないのも事実である。
そとは、降り続く雨。
私は、この国の低賃金労働階級の人達に対する思いが強い。
ふんぞり返って感謝を忘れてしまった一握りの富裕階級の人達も、もっとおおらかに、もっと自由に、もっと幸せに、もっと明るく、もっと健康に、もっと素直に、もっとシンプルに生きられるようにHSTiが普及することを夢に毎日自分に出来るかぎりのアクションを重ねている。
でも、彼らはまだいいと思う。食事に困ることも、天候に悩まされることもない。
今朝、いつものように牛乳を買った。私とお友達だった牛乳ボーイは他の地区に回されて、新しい男の子がここ1カ月ほど来ている。
今は7月、雨が降っても今日の気温は25度くらいだ。
牛乳ボーイや新聞ボーイやフルーツボーイはほぼ毎日同じ服を着ている。
きっとシャツ2,3枚、ジーンズなんかも2本持ってたら良いとこだろう。
牛乳を買おうと濡れるのを避けてきるだけ軒下を歩いて道に出た私。
牛乳ボーイは、傘もなく骨の髄まで濡れて寒さに震えていた。
ここのこういうたぐいの人達は、真冬の雨の中でも傘も雨合羽もない。
気温が一ケタの雨の日でも皆、野良犬のようにずぶぬれて暗い目をして止まらない震えを耐えている。
1階の私とよく話をする若い奥さん(私の次女と同年齢)は、カーストの一番高い階級の出身だ。
さっき一緒に牛乳を買った時、牛乳ボーイに「今日は、お釣り気にしないで早くいっていいわよ。明日返してね。」と言っているのを聞いて物凄くホッとした私であった。
このような階級を超えて思いやりをハッキリ示す人はマジで珍しい。
そして…私なんか...部屋の中で濡れずに生活できるから本当に文句を言えた筋ではないのだ...
この国にいると混沌とした葛藤がいつも心の中のどこかで続いている。
私自身のことでは決してない。
どうしたら、一人でも早くもっとハッピーに生きられるようにできるのか。
自分には何ができるのか。
どうしたらいいだろうか。
魔法の杖があるわけではないから、自分の一つ一つのアクションで地道にアキラメずコンスタントに進んでいくほかないのだ。
そして、それこそがエンスージアズム!!
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